"Quand je suis triste, je pense à vous, comme l'hiver on pense au soleil, et quand je suis gai, je pense à vous, comme en plein soleil on pense à l'ombre."

(わたしは悲しい時、あなたを思う、ちょうど真冬に太陽を恋しく思うように。 わたしはうれしい時、あなたを思う、ちょうど燦々と照りつける太陽のもとで日陰を恋しく思うように。)

ヴィクトル・ユゴー|これ!このことば!!フランス語名言集|コクボコミュニケーション

-Victor Hugo ヴィクトル・ユゴー (1802-1885)

 

ヴィクトル・ユゴーは、フランス文学界の大巨匠としてその名を知られています。

代表作には、「ああ無情」"Les misérables" や「ノートルダム・ド・パリ(ノートルダムのせむし男)」"Notre-Dame de Paris" 等多数の傑作があります。

抒情的でありながら、人類や文化という大きなテーマや理想を視座に入れて書かれている作品が多く、人間心理を鋭い視点と豊かな表現力で書きあげ、テーマとしてはダイナミックな作品が多い作家です。

 

政治家としても活躍し、大いなる理想に向かって行動した人と言えるでしょう。

死刑反対を訴え、「死刑囚の最後の日」という短編集を書きあげたり、政治的にはアメリカ合衆国と同様に、ヨーロッパ合衆国の構築を唱えてもいます。

また、1851年のナポレオン3世のクーデターに反対し、追放され放浪します。ブリュッセル経由でノルマンディー沿岸のジャージー島へ流れ着き、さらにそこでイギリスのビクトリア女王を批判し、最終的に近くのガーンジー島に1855年に移りました。それから約15年間の時をガーンジー島で過ごし、多くの作品を残してからパリに戻っています。

 

みなさんには常に想う大切な人はいますか。

ユゴーの名言のように想いを馳せることのできる「あなた」がいる方は、きっと幸せだと思います。短い人生において、それだけ想えるたった一人の「あなた」に出会えたこと、それは奇跡だからです。ユゴーのこの名言からは、「あなた」から「わたし」が同じように想ってもらえているのかは定かではありませんが、いずれにしてもやはり幸せでしょう。わたしたちはみな、利己的な側面があり、その「わたし」の呪縛から解き放たれることができるのは、「あなた」という他者の存在があって初めてできるからです。相手を理解し、受容し、心の奥深くで大切に思えたとき、人は孤独という独房から逃れられるのではないでしょうか。

 

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