トレ・ディユニオンの話

 

  • トレ・ディユニオンの原則
  • フランス語学習者のみなさんは、トレ・ディユニオンと聞いて何のことかわかりますか?よく見るハイフン、連結符 <-> のことです。

    文法は時代とともに移り行きはっきりしないので、このトレ・ディユニオンの使い方も結構はっきりしないところがあるのですが・・・

    アカデミーの会員くらいに聞けばきちんと教えてくれるかも知れませんね。

    文法書によると、トレ・ディユニオンがフランス語に導入されたのは1573年と言いますから随分と古い話です。

    例えば、au-dessus, au-dessous と表記しますが、似たようなものなのにau dedans, au dehors と表記されます(これも辞書によっては、au-dedans, au-dehors と書いてあるのもあります)。

    最近の改正では、Grand'mère が Grand-mère になっています。

    こんな具合ではっきりしないのですが、次のような点は覚えておいても良いと思います。  

    (1)トレ・ディユニオンを使わない場合。

    *名詞とそれを修飾する形容詞の間

    (例) l'Assemblée constituante, le conseil régional, la République française

    *et で結ばれた二つの名詞の間。但し、県の名前は例外で、トレ・デイュニオンを使う。

    (例) le Tarn-et-Garonne, la Meurthe-et-Moselle  

     

    (2)トレ・デイュニオンを使うのが原則の場合。

    *一つの呼称を構成する二つの単語の間。

    (例)sous-préfet, vice-amiral, grand-oncle, sous-titre

    *数字でそれを構成する単位がそれぞれ100以下か、et で結ばれている場合。

    (例)vingt-sept, quatre-vingt-dix-huit, cinq cent vingt-cinq  但し例外⇒soixante et un

    *地名には原則としてつける。

     (例)le Coeur-Volant, la rue du Faubourg-Saint-Honoré, les Deux-Sèvres, les Bouches-du-Rhône

    但し、これもフランスの地名の話で、外国となると、les bouches du Nil と言います。

    先日税務署員からきた手紙が、rue Georges Sand となっていて(普通のフランス人の名前は、Georges ですが、George Sand は、s が無いのです)、この人は自分の務めている税務署の住所の地名すらきちんと注意してみていないから、仕事も杜撰だろうなと思ったら、案の定その後の彼の仕事は杜撰でした。

     

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