フランスにおける自動車事故で事故証明書を作るときに気をつけること

夏休みで車で出かけることが多くなり、それだけ事故に会う可能性が多くなります。事故にあったときに作る事故証明書を書くに当たっての注意点を挙げておきます。

 

  • 事故証明書作成時に注意したいこと
  • 人身事故を含む大きな事故は別にして、日常頻繁に起こる軽い事故についてはこの証明書を元に保険会社があなたの事故に対する責任のパーセンテージを判断して保証金額を決めます(あなたの事故に対する責任が100パーセントなら、保証金額はゼロ、あなたの事故に対する責任がゼロなら100パーセント保証されます)から作成にあたり注意が必要です。

    作成時に下記項目をチェックすることをおススメいたします。

     

    ①玉突き衝突などの2台以上の車が関係するときは、関係する車の台数だけの証書を作ることになります。そしてOBSERVATIONのところに事情を書き込んでおきます。  

     

    ②証書は事情の許す限りその場で作ります。そして、信号の有無や停車・駐車中の車の位置なども忘れずに書き込むようにします。その場では、関係ないように思えたことが実は主たる問題点であるということも出てきます。  

     

    ③もしも相手が証書を作るのを拒否したらどうするか?これは単なる事実の確認であり、誰が責任があるかということではないことなど話してみます。それでも相手が拒否して去っていったら?大きな事故ならば警察を呼びますがそうでなければ近くにいる証人を集めておきます。証書を作って彼らの名前と住所を聞いておきます。  

     

    ④現在フランス語と英語で証書は作られていますが、フランス語で作っておくべきです。  

     

    ⑤車が借りたものですと、保険の契約人はあなたではありませんから、被保険者の項は保険に入っている人の名前と住所を書き込みます。  

     

    ⑥相手の姓名等は免許証等で確認させてもらいます。このとき、相手の免許証を見せろという前に自分のほうから自発的に自分のものを見せると角が立たずにスムースに行くでしょう。

     

    ⑦証人の姓名等を書き込む欄がありますから、あれば書き込みますし、なってくれる人がいなければ、PAS DE TEMOINS と書いておきます。これも、相手が後で勝手に自分に有利な証人を書き込まないようにするためです。自分の家族・友人・同乗していた人などは証人としての価値はほとんどありません。  

     

    ⑧CIRCONSTANCES のところは、事故に関係したところだけ正確にバッテンします。このとき、事故の時点で、これからやろうとしていた操作、操作中のこと、終わっていた操作などを気をつけて区別します。  

     

    ⑨このCIRCONSTANCES の項の最後にいくつバッテンをつけたか書き込むランがありますから、これも忘れずに必ず書き込むようにします。  

     

    ⑩MES OBSERVATIONS の項にはそれぞれの当事者が自分の観察を書きます。例えば、相手が急にドアーを開いたとか、信号が黄色になった突っ込んできたとか、第三の車が通り過ぎて視界をさえぎったなどです。このとき相手の車が「猛スピードで走ってきた」というような抽象的な表現は絶対に避けます。  

     

    ⑪図を描くときは信号の位置・停車中の車の位置・駐車中の車の位置などを道路の軸を正確に記述して記入します。事故証明書に記述されたことは同じ重みで証拠になりますが保険会社は、CIRCONSTANCES・CROQUIS・OBSERVATIONSの順に判断の基準にしますからそれを頭に入れておいてください。  

     

    ⑫もしも運悪く相手の言い分と折が合わずに意見が分裂したら、証明書のサインはしないようにします。    

     

    以上で表は終わりですから後は裏をそれぞれが自分で書き込むことになります。そのときに、相手とどうしても意見の合わなかった点等を書き込んでおきますがこれは表ほどの効力はなくなります。

     運悪くあまりおかしな人物に出くわしたら警察の立会いを求めることです。

     

    ※情報は掲載時点のものです。また、あくまで一般論であり、背景の異なる個別のケースでは該当しない場合もあります。最新の情報やお客様のケースにあった情報につきましてはお問合せください。

     


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