フランスでの名前の付け方

生まれる子供の姓を選べるようになりましたのでそれについて簡単に説明します。

 

  • 姓の選択
  • 姓を選べるための基本的な条件として、次の2点が必要です。

    (1)子供は関連した法が有効になった、2005年1月1日以降に生まれていること。

    (2)両親が子供を認知していること。

    両親が結婚している場合には、認知は自動的ですが、そうでない場合には、子供の誕生日までに認知することが必要です。

    母親の場合には出生証明書に母親の名前が記載されるだけで認知と同じ効力を発揮します。

    父親の場合には、はっきりと認知の手続きをする必要があります。

    出産当日ですと、書類の不備などがあると面倒ですから、早めに認知の手続きをするべきです。

    この子供の姓を選ぶのは最初の子供の時に決めます。したがって、最初の子供はこの姓、次の子供は別の姓という具合には選べません。

    姓の選択をするには市役所の戸籍課で申請をします。

    申請のない場合には、自動的に、両親が結婚している場合には父親の姓、結婚していない場合には、二人が合同で子供の認知をしていれば父親の姓、別々に認知をしていれば最初に認知をした親の姓、となります。

    この場合には子供が18歳になるまでは、両親が合同で市役所の戸籍課に申請することによって、姓の選択を変更することが出来ます。この変更は出生証明書の欄外に記載されます。

    このときに子供が13歳以上の場合には、子供の同意も必要です。

    子供が2005年1月1日以前に生まれた場合には、この姓の選択が出来ませんが、慣習上の名前に関する1985年の法によって慣習上の名前として、自分の付け足したかった親の姓を付け足すという手があります。

    この慣習上の名前は要求すればきちんと身分証明書に記載されます。しかしこの慣習上の名前は、戸籍には記載されませんし、勿論子孫には自動的には伝わりません。

    さて、上記の条件を満たしている時には子供の姓を選べますが、その選択肢は、父親の姓、母親の姓、あるいはこの両方の連結の3種だけです。

    勿論この場合に、親がすでに、二つの姓の合成の時には、選択肢はさらに広がります。

    例えば父親が、DURANDーLEROYで、母親が、FOURNIER-MERCIERとすると、子供の姓の選択肢は、DURAND、LEROY、FOURNIER、MERCIER,DURAND-FOURNIER、DURAND-MERCIER、LEROY-FOURNIER、LEROY-MERCIER、DURAND-LEROYーMERCIER、 DURAND-LEROY-FOURNIER-MERCIER等々急に増えます。

     

    ※情報は掲載時点のものです。また、あくまで一般論であり、背景の異なる個別のケースでは該当しない場合もあります。最新の情報やお客様のケースにあった情報につきましてはお問合せください。

     


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