フランスにおいて各種書類を保存しておくべき期間

税務署とのトラブルやあるいはASSEDICの手続きなどで相談に来られる人の中には結構3・4年前の書類になると、「ああ、あれですか、もう捨ててしまいました」と言う人がかなりいるのです。

そのうち日本へ帰ると言う気がどこかにあるので、フランスは仮の住まいと言う気楽さがあるためでしょうか、結構のんきに構えている人が多いのです。

それが祟って、フランスの冷たい手続きの壁に突き当たって悔しい思いをすることのないように下記に各種書類の保存期間の目安をあげておきます。

 

  • 家族関係
  • 生誕から死亡まで原則として人生の出来事は一生保存します。

    * Acte de reconnaissance d'un enfant

    * Contrat de mariage

    * Contrat de pacte civil de solidarité

    * Tou document relatif à l'union libre

    * Livret de famille

    * Jugement d'adoption

    * Jugement de divorce

    * Jugement de séparation de corps

    * Documents relatifs aux biens apportés ou acquis lors du mariage par donation ou legs

    * Testament

    * Actes notariés de donation

    * Diplômes

    * Livret militaire

    * Justificatifs de paiement pensions alimentaires (これは5年でよいでしょう)

    * Avis de paiement des allocations familiales  (これは2年でよいでしょう)

     

  • 住居関係
  • 不動産の権利書は売買するまで保存しますが、その他の領収書は、2から3年が目安で、集合住宅に関するものは、原則として10年が目安です。

    ただし、不動産の売買をしたときに、転売益の税対策のために、工事や修理の費用の領収書はすべて保存しておいたほうがよいでしょう。

    * Factures d'agents immobiliers  (10年)       

    * Copropriété: Décomptes des chqrges de copropriété  (10年)

    Justificatifs de paiement

    Correspondances avec le syndic

    * Travaux: Contrats et factures d'entrepreneurs, d'architectes, de maçons...  (10年)

    * Titres de propriété    (転売あるいは贈与するまで)

    * Conventions de servitude  (転売あるいは贈与するまで)

    * Copropriété: Règlement de copropriété  (転売あるいは贈与するまで)

    * Procès-verbaux des assemblées générales de copropriétaires

    * Location: Contrats de bail  (引越し後5年間)

    Etats des lieux "entrée et sortie"

    Acte de cautionnement Coorespondances échangées

    * Location: Quittances de loyer  (5年)

    Quittances de charges locatives

    * Facturesgaz et électricité  (5年)

    * Facture eau  (公共団体による配水の場合は4年、私企業の場合は2年)

    * Facture de déménagement  (1年)

    * Certificat de ramonage  (1年)

    * Factures téléphone et internet  (1年)

     

  • 保険関係
  • 契約書およびその補足

    * Assurance de responsabilité civile(契約解除後10年)

    * Assurance vie (死亡後あるいは契約消滅後10年)

     * Assurance de biens (物品等の購入および修理の領収書も含む) (保険がかけてある期間中)

    * 死亡により生命保険の支払いを受けた場合には、その書類は4年間

    * 保険の掛け金の請求書と領収書(2年)

    * 保険会社とのやり取りの手紙や解約の手紙 (4年)   

    災害関係の書類

    * 物的な損害だけの場合 関係保険会社があなたの保険会社の場合は2年、そうでない場合は10年

    *人身に関する場合は、後遺症もありうるので永久に保存する。

     

  • 車関係
  • * 車の購入の領収書および自動車登録証 (車を所有している間)

    * 修理の領収書  (車を転売してから30年)

    * 保険証明書   (次の証明書が来るまで)

    * 交通違反の罰金の支払い証明 (2年)

     

  • 職業上あるいは定年に関する書類
  • * 職業上の病あるいは事故に関する書類 (永久に保存)

    * 老齢年金の積み立てに関する書類 (永久に保存)

    * 雇用契約書・給与明細・雇用証明(少なくとも老齢年金の支払いまで、 清算証明・雇用通知・解雇通知 は永久に保存したほうが良い)

    * 経歴証明・老齢年金ポイント(少なくとも老齢年金の支払いまで、永久に保存したほうがよい)

    * 失業保険金の支払い証明(すくなくとも3年間・・・この期間中はASSEDICが払いすぎの返還を請求できる。老齢年金の支払いまで)

    * 病欠の社会保険金受領証(受領後3年間)

    * 年間明細 (1年)

     

  • 健康関係
  • * 医療関係・予防注射関係・血液型(永久に保存)

    * 透過写真関係・解析関係・医療診断・手術関係(永久に保存)

    * 病院の領収書(30年)

    * 職業上の事故あるいは病による保険金の支払い証明 (老齢年金の支払いまで)

    * クリニックの領収書(10年)

    * 社会保険あるいは相互保険の支払い証明(2年・・・この期間中は保険会社等が払い戻し等のクレームがつけられます)

    * 処方箋(2年)

     

  • 金銭関係
  • 銀行などが明細によく1ヶ月以内にクレームがない場合は誤りがないものとみなしますなどと書いてきますが、これは最高裁の判決では、10年間はクレームが可能という判例が出ています。

    * 借用証書(返済してから30年間)

    * 閉鎖した口座関係の書類 (閉鎖してから10年)

    * 小切手・カードの支払い差し止め(口座閉鎖後10年)

    * 普通貯金関係(10年)

    * 商人関係の領収書(10年)

    * 手工業者関係の領収書(30年)

    * 不動産のローン関係(最後の支払いが済んでから10年)

    * 小切手の控え・口座の明細 (10年、重要なもの・・・不動産関係等・・・は 30年)

    * 小切手・現金の入金証あるいは送金証明(少なくとも口座に記されるまで、10年)  

    カードの支払い・現金引き出し証

    * 自動引き落とし依頼書(依頼の有効期間中)

    * 割賦販売契約書・支払い書(最後の月賦金支払い後2年)

    * 絵画・宝石等高価品の領収書(品物を保持している間)

    * 消耗品の領収書(少なくとも2年、保証期間中)

    * ホテル・レストランの領収書(6ヶ月)

     

  • 税金関係
  • * 所得税・所得申告・税控除等・課税通知・支払い証明(3年)

    * 不動産売買・移譲・相続等(3年)

    * 各種登記税・相続税・贈与税等・ISF(3年)

    * 地方税・聴取税・課税通知・免税証明・支払い証明(1年)

     

    ※情報は掲載時点のものです。また、あくまで一般論であり、背景の異なる個別のケースでは該当しない場合もあります。最新の情報やお客様のケースにあった情報につきましてはお問合せください。

     


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