フランスにおける屋号・商号・デザイン等の登記

屋号・商号・デザイン等の登記は比較的簡単ですから、特にその方面の専門家に頼むことなく出来ます。心配な方は、私どもの事務所でもお世話いたしますので、お問い合わせください。

 

屋号・商号・デザイン等を登記するには、まずそれらがすでに登記されていないかを確かめる必要があります。登記手続きに当たって、先取権のあるなしを確認する義務はないのですが、せっかく手続きを開始しても、第三者の先取権主張のためにすべてが無駄になることを思えば前もって調べておいたほうが良いでしょう。

 

これはINPI (Institut National de la Propriété Industrielle) のデータベースを使って自分で調べられます。このデータベースの使用は無料です。下記から入れます。

http://www.inpi.fr/fr/services-et-prestations/bases-de-donnees-gratuites.html

 

屋号・商号・デザイン等の登記は単数あるいは複数の個人あるいは法人が所有者となってすることが可能です。

 

そして次の場合には、手続きをする為の代理人を立てることが義務付けられています。

*所有者が単数ではない場合。

*所有者がEC内に居住しない場合。

 

OMCあるいはパリ条約締結国で登記がすでに済んでいる場合には、その登記をフランスへ拡張する手続きをすることが可能です。その場合には、その国に登記した日付が有効登記日となりますから先取権上有利です。

 

さて手続きの順は下記のようです。

(1) 屋号・商号・デザイン等を登記する商品・サービスのカテゴリーを決める。この数によって、登記料が変わります。3カテゴリーまでは、250ユーロ (インターネットで手続きすると 210ユーロ)その後1カテゴリー増えるごとに、42ユーロ追加。

(2) 先取権の有無の確認。

(3) 申込書の制作およびINPI へ提出して登記料の支払いを済ませる。

(4) INPI から登記申し込み受領証が届く。

(5) INPI が登記申請をBOPI (Bulletin Officiel de la Propriété Industrielle) に公示する。

(6) INPI が第三者からの先取権の主張がないか、2ヶ月の間待ちながら、 屋号・商号・デザイン等の登記として問題がないか本格的に審査する。

(7) この間に第三者による先取権の主張があればその審査をする。

(8) これらの審査が完了して登記申請が認められてから、約5ヶ月の後、INPI が正式に登記申請された屋号・商号・デザイン等をBOPI に公示する。

(9) 同時にINPI が登記証明書を送ってきて登記が完了する。

 

※情報は掲載時点のものです。また、あくまで一般論であり、背景の異なる個別のケースでは該当しない場合もあります。最新の情報やお客様のケースにあった情報につきましてはお問合せください。

 


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