フランスでの貿易の仕組みおよび貿易取引に必要な知識

⑦荷物の発送

 

さて、次はいよいよ荷物の発送ですが、最近は郵便小包みやクーリエ・サービスが発達し、少量でしたら随分と簡単に発送できるようになりました。

 

一般には、海上貨物輸送と航空貨物輸送があります。場合によっては、手持ちしてゆく「携帯輸出入」という方法もあります。勿論大陸内ではトラック輸送や鉄道輸送も使われます。

 

梱包も最近はコンテナ輸送が進歩し、木枠による梱包 (Wooden Crate) は特殊な物品だけで普通はダンボール函 (Carton, Cardboard Box) の梱包が多くなりました。勿論機械類とかになれば木枠などそのものにあった梱包をします。

 

また穀物や原材料は大量の場合は、ばら荷 ((Bulk Cargo) の状態で運送することもあります。

 

 コンテナの種類は、冷凍コンテナなど用途によりいろいろなものがありますが、普通はドライ・コンテナと言われる一般貨物輸送用のもので20フィートと40フィートのものがあります。

コンテナ運送を頼む場合は、コンテナ一杯の大量な貨物の場合は、普通は輸出する人が自分の工場などでコンテナに積み込む、シッパーズ・パック (Shipper's pack) という方法になります。

中量・少量の貨物の場合は、混載といって船会社が一つのコンテナに何人かの荷主の貨物を一緒に積み込むキャリアーズ・パック (Career's pack) という方法になります。

 

また燃焼するものや爆発物・毒物などの危険品に指定されているものとか、高価なもの、あるいは動植物などの特殊なものは乙仲山や船会社・航空会社と相談して決めます。

 

下記にいくつかコンテナ関係の単語を上げておきます。

 

Vanning コンテナ詰め

Devanning コンテナ出し

CY コンテナヤード

CFS コンテナ・フレート・ステーション

Loose Cargo コンテナ詰めしていない貨物

CL Cargo コンテナ一個を使用する貨物 (Container Load Cargo)

FCL Cargo CLカーゴに同じ (Full Container Load Cargo)

LCL Cargoコンテナ一個を使用するに満たない中小量の貨物 (Less than Container Load Cargo)

Shipper's Pack 荷主がコンテナに積載すること

Career's Pack 船会社がコンテナに積載すること

Consolidator's Pack 集荷業者がコンテナに積載すること

 

現代では小包郵便やクーリエ・サービスも発達し、輸出入規制のないものなら、個人輸入の場合殆ど手続きらしいものもなくて輸出入が出来ますが、ビジネスで行う輸出入の場合はかなりの書類が必要になります。

 

書類が増えるのは、仕事を進めるうえで関係する機関が多くなるためです。

例えば、輸出の場合、運送会社、税関、通関業者、保険会社、銀行、場合によっては商工会議所や大使館なども関わってきます。

 

その上輸出する人はバイヤーが貨物を受け取るために必要とする書類も作ってあげないといけません。

さらに輸出に許認可の必要な場合には関係省庁へも書類の提出が必要になります。

さらに決済が荷為替取引の場合にはそのために必要な書類の準備もします。


>>次ページ:輸出入に必要な書類

 

※情報は掲載時点のものです。また、あくまで一般論であり、背景の異なる個別のケースでは該当しない場合もあります。最新の情報やお客様のケースにあった情報につきましてはお問合せください。

 

 


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